スープカレー専門店「カーナ」(浜松市中央区富塚町、TEL 053-528-7655)が4月10日、オープンした。(浜松経済新聞)

 人気店のレシピを受け継いだ「カーナ」のスープカレー

 店主の斉藤公孝さんが「浜松で一番好きなカレー店だった」という、同所で約20年間営まれていた人気店「印度カレーmana(マナ)」。愛知県東栄町へ移転のため昨年11月に閉店した。元々カレー作りが趣味で、将来自分の店を開きたいと考えていた斉藤さんが、マナの店主から「レシピを受け継がないか」と声がけされたのをきっかけに、同店のオープンを決めた。

 ログハウスでできた店舗の面積は約24坪。テーブル=26席、カウンター=4席を用意。リニューアルに伴い内装をリフォームし、カフェスタイルのスタイリッシュなデザインと、ログハウスの風合いを感じる居心地の良さのバランスを考えて仕上げた。今後はペットが入店できるテラス席を設ける予定という。

 コンブとシイタケからだしを取り、野菜と肉を加えて煮込むスープカレーは、独自に配合するスパイスとトマトカレーベースを合わせて仕上げる。「鼻に抜けるスパイスの香り楽しんでほしい」と斎藤さん。箸でほぐれるほど肉を柔らかく煮込むという「骨付きチキンと素揚げ野菜」「厚切りポークの素揚げ野菜」(以上、1,760円)は、ナスやカボチャを始めとする野菜やうずら卵などを盛り付けたスープカレー。このほか、スパイスで漬け込んだ鶏肉を使う「スパイシーティッカ唐揚げ」(1,870円)や「グリルキャベツと素揚げ野菜」(1,760円)などのカレーも用意。いずれも、中辛と甘口をそろえる。

 店のテーマは「元気」。斉藤さんは「世間に暗い話題が多いと感じる。元気になりたい方はカレーを食べに来てほしい」と話す。

 営業時間は11時〜17時。月曜・火曜定休。