世田谷区が4月15日、補助金支援制度「地域連携型ハンズオン支援事業 SETA COLOR(せたカラー)」の参加事業者の募集を始めた。(三軒茶屋経済新聞)

 SETA COLORフライヤー

 同事業は、世田谷区に拠点を置く小規模事業者を対象に、新商品開発やマーケティング強化、業務改善などの事業成長に向けた取り組みに対し、補助金と専門家、区内ネットワークで伴走支援するプログラム。

 4年目となる本年度は、補助金最大150万円の「プロコース」と補助金最大50万円の「ライトコース」を募集。プロコースでは、プロジェクト計画の策定から実行まで、専門家によるハンズオン支援が受けられる。

 これまで参加した事業者は、老舗呉服店や子育て系NPO、飲食店、IT系スタートアップなど。事務局の河野さんは「補助金だけでなく、事業者の課題に合った専門家の支援を受けられたり、他の事業者や電鉄企業など、地域のコミュニティーにアクセスし、切磋琢磨(せっさたくま)できる点が大きな特徴。世田谷区からチャレンジをしていきたい事業者は、この機会にぜひ応募してほしい」と呼びかける。

 申請期間は5月31日まで。オンラインと郵送で受け付ける。