商店街などにある空き店舗への出店を促進する取り組みとして、横須賀商工会議所では最大50万円(補助率2分の1)の補助金を受け取れる「まちの寄(やどりき)事業」の申請受付(第1期)を4月8日(月)から開始する。期限は5月27日(月)まで。

2019年度にスタートした制度で、これまでに20店舗以上が活用して店舗オープンの弾みにしている。地域コミュニティの活性化に寄与する活動の実施や出店エリアの商店街組織に加入することなどが要件。フランチャイズチェーン店などは適用外となる。

申請をパスした事業者は、専門家による事業計画作成のサポートや商圏分析、店舗PRなどの支援も受けられる。

同商議所のホームページ「まちの寄事業」(【URL】https://yokosukacci.com/supportcase/)に詳細。問い合わせは【電話】046・823・0421

「貴族の温室」テーマのカフェ

花屋とケーキ屋とアレンジメント教室の3つを融合させたカフェ「YugaFlowers」を横須賀市役所分館隣のビルにオープンした青井友紀さん=写真左奥。17年前に訪れたオーストラリアのシドニーで出会ったこの店舗スタイルに魅了され、あこがれ続けてきた出店の夢をようやく実現させた。経営ノウハウを持ち合わせていないため商議所を訪れたところ「寄事業」を案内された。補助金は店舗の改装費などに充当。「花に囲まれて過ごす優雅な時間を提供していく」と青井さん。