洋菓子メーカーのコロンバン(渋谷区神宮前6)のサロン・ド・テ「コロンバン原宿サロン」(渋谷区神宮前6)が7月3日、原宿エリアに再出店する。(シブヤ経済新聞)

 新たに提供するアフタヌーンティーのイメージ

 日本初の本格的なフランス菓子店として1924(大正13)年に創業した同社は、1967(昭和42)年に原宿・表参道沿いに旧コロンバン原宿本店サロンをオープン。今年4月にオープンした「東急プラザ原宿『ハラカド』」周辺の再開発に伴い2020年に閉店。以降、原宿エリアでの再出店を目指していた中、昨年4月、明治通り沿いにテイクアウト専門店「コロンバン原宿」をオープン。今回、満を持してサロン・ド・テの再オープンとなる。席数は店内44席、テラス12席。

 新店舗では、「スペシャルな非日常」をコンセプトにしたスイーツや料理を提供する。デザートは、バニラアイスクリームにマロンペーストを絞る「アイスモンブラン」、アイスクリームやフルーツなどを添えて提供する「紅玉りんご」を使うアップルパイなど既存のメニューをはじめ、自社養蜂の「原宿はちみつ」をかけるスフレパンケーキやプリンなど、新作もラインアップ。ブランド初のアフタヌーンティーの食器は、洋食器ブランド「Noritake」のスタンドとプレートを採用する。

 自社農場で農薬不使用で作る野菜を使うフードメニューは、自家製ローストビーフのローストビーフ丼、グラタンとクロックムッシュのプレート、ミックスサンドイッチなどをそろえる。

 テイクアウトメニューとして生菓子や半生菓子、焼き菓子約40種類も扱う。

 営業時間は10時〜21時(日曜・祝日は20時まで)。