ボランティア組織「国際ソロプチミスト立川」が4月17日、ホテルエミシア東京立川でチャリティーバザーを行う。(立川経済新聞)

 昨年の会場の様子

 国際ソロプチミストは1921年に創設された女性だけのボランティア組織。現在121の国と地域で約7万2000人の会員が「女性と女児の生活と地位向上」を目指して奉仕活動を行っている。

 国際ソロプチミスト立川の会員は18人。高校生への奨学金や部活動、海外留学の補助金の支給などをはじめ、困難に立ち向かっている女性に対する自立のための資格取得に向けた教育資金援助、DV問題への取り組み、ひとり親家庭への支援などを行っている。

 当日は、同会員自ら持ち寄ったブランド服やバッグ、スカーフ、靴などの小物、子ども服などの古着を中心に並べる。同バザーの収益金は奉仕活動に役立てる。昨年のバザーでは40万円ほどの収益があり、ひとり親の支援団体に寄付をした。同地区の福田博美会長は「今年の寄付先は未定。目標金額30万円を目指すが、集まった金額により活用方法を検討したい」と話す。

 福田さんは「当会は今年で40周年を迎える。活動歴は長いが高齢化に伴い会員数も減少してきている。今回のバザーでより多くの方に当団体について知っていただくとともに、共感いただいた方には、ぜひ仲間になっていただければ」と呼びかける。

 開催時間は13時〜16時。