豊田市駅前の大型商業ビル「GAZA(ギャザ)」(豊田市喜多町1)1階の核テナント「メグリアセントレ」が6月30日で閉店する。運営する豊田市駅東開発が5月5日、発表した。(豊田経済新聞)

 豊田市駅前「メグリアセントレ」 6月末で閉店へ

 豊田市駅東口に位置し、名鉄豊田市駅や駅前の大型商業ビルとペデストリアンデッキで直結する同ビルには、1階にトヨタ生活協同組合(トヨタ生協)が経営する食品スーパー「メグリアセントレ」をはじめ、生花店やクリーニング店、2・3階にファッション、雑貨、ドラッグストア、飲食店などが入居している。

 メグリアセントレは、同ビル開業の当初、1995(平成7)年に核テナントとして入居していた「豊田サティ」が運営会社の民事再生法適用に伴い2002(平成14)年5月に撤退したことを受け、後継テナントとして営業を始めた。

 店を経営するトヨタ生協では、開店から22年を経て店内の老朽化が進み設備の更新時期を迎えたことから、店舗リニューアルを含め総合的に検討してきたが、組合員のライフスタイルの変化などもあり、今回、閉店を決断した。

 豊田市駅東開発は「メグリアセントレは6月末で閉店するが、その他の店舗はこれまで通り営業を続けていく。これまで以上に駅前のにぎわいにつながる店舗運営に努めていくので、多くの人に利用してもらえれば」とコメントする。