【ドン・キホーテのヤバい惣菜】ニッチが過ぎる「偏愛めし」をドンキマニアがレポート！ツマミに最適なベスト3は？

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ドン・キホーテでは実は一部店舗でお弁当・惣菜も販売しています。たださすがドンキ、ただの「美味しいお弁当＆お惣菜」をつくるはずはありません。中でも異彩を放っているのは2023年11月から順次発売している「偏愛めし」シリーズです。今回はそんな「偏愛めし」シリーズの中でも酒のアテになりそうな、でもぶっ飛んでいる3品をご紹介します。

ドン・キホーテの「偏愛めし」とは？

ドン・キホーテの「偏愛めし」は「ドンキならではの弁当・惣菜を提供したい」と誕生したシリーズです。「みんなの75点より、誰かの120点。」というキャッチコピーからもわかるように、敢えて万人ウケを捨て（！）、「好きな人は絶対に好き！」というニッチな層を狙いに行ったという大手企業とは思えない戦略。

ラインナップを見るととにかく「これは私にはちょっと……」と思ってしまうものも多く、なかなかエッジが効いているのですが、今回は「でもこれってお酒のツマミにめっちゃいいかも！」と思った3品を勝手にご紹介します。

1.　加減ってものを知らないの？半端ない「葉わさびポテトサラダ」

まずは「【R指定？】葉わさびポテトサラダ」です。食品の商品名に「R指定」という言葉が入っている時点ですでにご様子がおかしいのですが、ポテトサラダとわさびという組み合わせも斬新すぎます。

見た目はポテトサラダですが、上には葉わさびがトッピングされています。いや、ポテトサラダもよく見るとわさびが練り込まれており、全体的にみどり色です。

食べてみると、「ねぇ、わさび味のポテトサラダが美味しいのはわかるけどもうちょっと加減ってものを知らんの？」というほどわさびの練り込まれている量が多い！スプーン1杯食べると鼻がツーンとして涙が出てきます。さらにトッピングされている葉わさびも当然ツーンとするのでダブルで来る！

ただし、製造しているのが大手コンビニやスーパーの商品を担当している「カネ美食品」というメーカーなだけあって、味は間違いなく美味しいです。ポテサラ自体の完成度は異常に高いというか……。しかしわさびが多すぎます。わさびが好きな方にはハマるでしょう。そこまでではない私は1㎝四方ずつくらい口に運ぶとちょうど良いことに気付きました。そして焼酎のツマミにぴったりですね、これ！

2.　この中ではまともに見えるが……「無限沼ニラ」

続いては「無限沼ニラ」です。今回ご紹介する3つの中では一番マトモ（？）に見えるこの商品、よほどニラ嫌いとかでなければ比較的間口は広いかもしれません。

にらと醤油、ごま油、ごま、にんにく、豆板醤、砂糖、鶏がらスープ、一味唐辛子が使われており、口にすると中華料理系の美味しさが感じられます。

醤油の甘さと塩味具合が絶妙なバランスで、筆者はニラが好きでも嫌いでもありませんが、初めて「ニラってこんなに美味しく食べられるんだな」と驚きました。なかなかニラだけを食べる機会ってありませんからね。

お浸しのようでありながらも、ニンニクや豆板醬＆ごま油のパンチが効いているのでビールのお供にぴったりです。驚くほどパクパクいけちゃいますが、ニラ独特のニオイは残りますので人と会う前は要注意ですよ……。

3.　一番ぶっ飛んでるかも！「激辛デビルペンネ」

最後は「激辛デビルペンネ」です。「デビル」ってついている時点でもうただ者じゃない感があるわけですが、色がとんでもなく赤いですね……。

ただでさえ赤い＆唐辛子の粉末がかかっているのに、さらに輪切り唐辛子がトッピングされているのは嫌がらせでしょうか？いえいえ、良く見るとホワイトチーズソースがかかっており、微妙に優しさも感じます……。

口に入れた瞬間はトマトソースの爽やかな味わいがあるのですが、瞬時にピリピリピリっとだいぶ強めの刺激が。輪切り唐辛子を避けて食べるとマシになるかな？と思ったのですがあまり変わりませんでしたね……。

とはいえ、微妙にかかっているホワイトチーズソースのおかげでコクも感じて（辛くなければ）美味しい！この辛さの刺激から逃れるために甘さのあるチューハイ系で流し込むのが爽快です。冷えてても美味しいのがさすがという感じです。

というわけで、正直にお伝えしたように決して万人ウケするものではありません。でも「わさびが好き！」「ニラが好き！」「辛いものが好き！」という方には最高に刺激的なお酒のアテになることでしょう。そこまでじゃない方も気分が乗ったらチャレンジしてみてほしいですね。ベースの味は本当に美味しい！ので。