能登半島地震による大規模な火災で商いの場を失った輪島朝市が、23日金沢市で出張開催されました。

輪島朝市は、地震による大規模な火災で再開のめどが立たないことから、金沢市の金石港に場所を移し、「出張輪島朝市」として開催。

会場では、29の店舗におよそ40人が立ち、海産物や輪島塗など輪島朝市ならではの商品が販売されています。

金沢から来た女性
「こちらできょう開くというニュースを聞いてからずっと楽しみにしていた。いい買い物ができました」
金沢から来た子ども
「いかとんびはおいしかったから、お父さんにおねだりして買ってもらった」

ようやく迎えた今年の初売りに久しぶりの常連客との再会、朝市の店主たちには笑顔やうれし涙があふれていました。