能登半島地震で被害を受けた「農林水産業」の復旧に向け、2日から能登農林水産ボランティアの派遣がはじまりました。

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能登町九里川尻地区は、地震による津波の被害を受けた地域で、一面に広がる田んぼには砂が混じった土砂や流木などが堆積しています。

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能登農林水産ボランティアは能登の基幹産業である農林水産業の再開を支援するものです。

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19人のボランティアが金沢からバスで能登町を訪れ、水路に堆積した土砂などをスコップなどで取り除く作業が行われました。

埼玉から参加した男性
「自分が土木工学を学んでいまして、何か少しでも貢献できる事があれば」


三重から参加した女性
「重たいですね。凄く、海の砂が混じっていて津波が来たんだな」

まもなく始まる田起こしを前に、田んぼを管理する農家は希望が持てたと話します。

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内浦アグリサービス 東陽介代表
「なかなか自分たちだけではどうしても手が回らないので、こういった機会に手伝って貰うと非常に助かります。こちらとしては希望も見えて来ますし、何とか良い物を作りたいという気持ちも出てくるので有難いです。」

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このボランティア活動は、3日に輪島市など3か所で行われる予定です。