子どもたちが“平和”を願い描いた絵「希望のキッズゲルニカ展」長崎ミライ教育EXPO

世界中の子どもたちが “平和” を願いながら描いた「キッズゲルニカ」を集めた展示会が9日から長崎県美術館で開かれています。

今も紛争が続くウクライナやガザ地区の子どもたちが巨大なキャンバスにそれぞれの思いを描きました。

9日から長崎県美術館1階県民ギャラリーで始まったキッズゲルニカ展は、長崎市のNPO法人が開いているもので、世界中の子どもたちが描いた作品18点が展示されています。

このうち、長崎市立日見中学校の生徒たちが去年、平和学習の一環として制作した作品は、生徒全員で手形を押し桜の花びらを表現。1枚1枚の花びらには平和へのメッセージが込められています。

日見中学校生徒会長　大木梨愛さん：
「キッズゲルニカは静岡や東京を経て、海外でも展示されたと聞きました。平和へ対する1人1人の思いを世界に届けることができてとても嬉しいです。よりたくさんの方々に知って頂き私たちの平和への思いが少しでも広がっていくことを願っています」

9日に行われた「開会式」では広島で被ばくし、その後修復されたバイオリンによる演奏なども披露されました。

「長崎ミライ教育EXPO 希望のキッズゲルニカ」は14日（日）までの開催で、週末には、イベントも予定されています。