17日早朝、長崎県対馬市厳原港で、入港作業中のフェリーが停泊中の別のフェリーに接触する事故がありました。けが人はいませんでした。

対馬海上保安部によりますと17日午前4時40分頃、対馬市の厳原港で博多と壱岐・対馬を結ぶ「フェリーなぎさ」が入港作業をしていた際、港内に停泊中の「フェリーたいしゅう」に接触しました。

当時、「フェリーなぎさ」には乗客5人と乗員9人、「フェリーたいしゅう」には乗員6人が乗っていましたがけが人はいませんでした。

この事故で双方の船に傷がついたものの、いずれも塗装が剥がれた程度で浸水や油の流出は無いということです。

フェリーなぎさの乗員によりますと、事故当時、現場では瞬間的に強い風が吹いていて、船体が煽られる形で接触したということです。

海上保安部が当時の状況や事故の原因を調べています。

※この記事は午前11時に内容を追加・更新しました。