30日、中山競馬場で行われた第56回ダービー卿チャレンジトロフィー(4歳上・GIII・芝1600m)は、好位追走から脚を伸ばした戸崎圭太騎手騎乗の2番人気パラレルヴィジョン(牡5、美浦・国枝栄厩舎)が、一旦ハナを奪って後続を大きく引き離した8番人気エエヤン(牡4、美浦・伊藤大士厩舎)をゴール前で捕らえ、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒9(稍重)。

 さらに1.1/2馬身差の3着に5番人気アスクコンナモンダ(牡5、栗東・中内田充正厩舎)が入った。なお、1番人気ディオ(牡5、栗東・辻野泰之厩舎)は11着に、3番人気ニシノスーベニア(牡5、美浦・上原博之厩舎)は4着に終わった。

 勝ったパラレルヴィジョンは、父キズナ、母アールブリュット、その父Makfiという血統。前走のニューイヤーSに続く2連勝で重賞初制覇を果たした。

【勝ち馬プロフィール】
◆パラレルヴィジョン(牡5)
騎手:戸崎圭太
厩舎:美浦・国枝栄
父:キズナ
母:アールブリュット
母父:Makfi
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 パラレルヴィジョン 2人気
2着 エエヤン 8人気
3着 アスクコンナモンダ 5人気
4着 ニシノスーベニア 3人気
5着 ダディーズビビッド 12人気
6着 タイムトゥヘヴン 11人気
7着 セッション 4人気
8着 レイベリング 10人気
9着 アルナシーム 9人気
10着 ラインベック 13人気
11着 ディオ 1人気
12着 クルゼイロドスル 6人気
13着 ドルチェモア 16人気
14着 インダストリア 7人気
15着 グランデマーレ 14人気
16着 キミワクイーン 15人気