1月30日(火)、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之と土屋伸之がパーソナリティを務めるラジオ番組「ナイツ ザ・ラジオショー」(ニッポン放送・毎週月〜木曜 13時〜15時30分)が放送。ゲストにお笑いタレントの山田邦子が登場し、昨年末に行われた『M–1グランプリ2023』(ABCテレビ/テレビ朝日系)最終決戦の審査について語った。

山田邦子

山田邦子

2022年、2023年と2年連続で『M–1』の審査員を務めた山田は、2度目となった2023年の方が審査の責任を感じて緊張したと話すと、最終決戦で接戦を極めたヤーレンズと令和ロマンの投票時への想いを、同じく審査員である塙が訊いた。

塙:ヤーレンズと令和ロマン。最後(の投票は)迷いました?

山田:いやいや、私はもうヤーレンズでしたね。さや香は、ないなぁと思いましたよ。

(一同 笑い)

山田邦子の話に耳を傾ける一同

山田邦子の話に耳を傾ける一同

山田:アイツら、ヒドいよねぇ(笑) アイツら1回目のネタ最高得点だからね。だから、誰しも「これは今年、さや香来るんじゃないか」と。「機は熟したぞ」と。

塙:前回も、あと一歩でしたから。

山田:そうそう。実力あるよ。

塙:ストーリーできていたんですけどね。

山田:それが決勝のネタときたら、本当に前の方に座ってたお客さん、ポカーンとしてましたよ(笑)

塙:一番最後に、ちょっと考えちゃうのがね……なにか……っていう感じでしたから。

山田邦子の話に耳を傾ける一同

山田邦子の話に耳を傾ける一同

山田:やりたかったんでしょうね。分かりますよ。我々だってね、このネタどうかなと思って、やりたいネタってありますよね。

塙:あります、あります。

山田:自分の中で大笑いするやつあるじゃないですか。で、やってみると「あれ? シ〜ン! これダメ? なんか?」みたいな。

土屋:それをやる場所がまたスゴいですよね。『M–1』の最終決戦っていうところが。

山田:たぶんファンの方の間では大爆笑ネタなんじゃないですか。ずーっと、さや香のことをよく分かってる人達からすると「何でこんなことやるんだ?」っていうネタだと思うんだけどね。(あの場には)ちょっとハマんなかったよね。

最終決戦で1票も得られなかったさや香に対して、素直すぎる山田の感想につい笑ってしまうとともに、譲れないネタへのこだわりを共感し合うナイツらであった。また、山田は『M–1』番組内のチームワークが良いと評価し、瞬時に山田とさや香のやり取りを映すカメラマンやスイッチャーの仕事に賞賛を贈る一幕もあった。