長崎自動車道の「大村湾パーキングエリア」がリニューアルされ、19日オープンします。

地域の魅力を発信する拠点としての役割も期待されています。

(桒畑笑莉奈アナウンサー)

「大村湾パーキングエリア新しくなりました。飲食スペースは新しくなって、隣りのお土産コーナーもさらにパワーアップ。そして目の前に広がる海、きれいですよね」

19日、リニューアルオープンする長崎自動車道上り線の「大村湾パーキングエリア」。

去年6月から建て替え工事が行われ、店舗は、これまでの約2倍の広さになりました。

具沢山の「海鮮ちゃんぽん」、大村の郷土料理「大村寿司」のほか、ゆうこうを使ったジャムやカステラの入ったパフェなど、こだわりのメニューを大村湾を眺めながら味わえます。

報道陣向けに開かれた18日の内覧会には、東彼杵町の岡田 伊一郎町長の姿もありました。

(岡田 東彼杵町長)

「すばらしいロケーション。向こうに夕日が沈むのがすごくきれい。ここでそのぎ茶で一服してもらえれば、交通安全にもつながるのでは。まずは東彼杵を知ってもらうため物産を増やしていきたい」

そして、今回のリニューアルオープンに合わせ行われたのが、東彼杵町と西日本高速道路の連携協定の締結です。

パーキングエリアを起点とした地域の創生を目指すプロジェクトで、九州では3か所目の締結です。

店舗の土産コーナーには、そのぎ茶が並ぶほか、飲食スペースでもそのぎ茶を提供。今後、さらなるまちの“魅力の発信”を目指すということです。

(西日本高速道路 加治英希九州支社長)

「東彼杵産の地域の魅力や資源を生かしながら、我々もサービスエリア、パーキングエリアを活用して、何か新しいプロジェクトができるといいなと。そこに人が呼び込める拠点になればいいと思う」

大村湾パーキングエリアは、19日午前8時にオープンします。