演歌歌手真田ナオキ(34)が21日、東京・江東区のシティーサーキット東京ベイで新曲「246」の発売記念イベントを行った。

東京23区で唯一のカートコースに集まったファン約100人が見つめる中、新曲や「恵比寿」「渋谷で…どう?」などを熱唱。ステージにファンを上げ、タイトルにちなみ国道246号線をドライブしている風のトークを楽しむコーナーも。

「君のハートにハンドル切るぜ!」のキャッチコピーのイベントで「コロナ禍も明けて、みんなと一緒に年末の紅白歌合戦という目標に走って行きたい。信号は全て青という気持ちで、一時停止することなく走り抜けたい」と初の紅白出場にかける熱い意気込みを語った。

新曲の作詞作曲を手がけた師匠の吉幾三からは「『お前に書ける最後の曲だぞ』と言われ、『自分の自然体で歌いなさい』と助言を受けています」と明かした。

プロ野球ヤクルトの大ファンで神宮球場には何度も試合観戦に車で通っている。「普段から車で走っていた球場近くの道が『246号』だとは知らなかったんです」と明かし、ドライブが好きで「運転しながら歌っています。『動くスタジオ』としてレッスン会場にしている」とも明かした。

歌唱後には紅白のレーシングスーツとヘルメット姿になり、屋外コースを疾走した。「キキーッ」とタイヤを何度も鳴らしながら3周。「疾走感がすごい。体をもっていかれる」と気持ちよさそうに汗を拭った。