ロッテ吉井理人監督(59)は20日、日本ハムの投手コーチ時代に在籍したパドレスのダルビッシュ有投手(37)が日米通算200勝を達成したことを受け、球団を通じてコメントした。

「彼と出会う前からすごいピッチャーであることは知っていました。私がコーチとして一緒のチームとなってピッチングを見せてもらい話などをさせてもらって、向上心、好奇心がすごく強い選手だなあと思いました」と回顧。

続けて、「あれだけの実力を持ちながらも自ら課題を見つけて、いろいろな情報からヒントを得て今いるところから、もっともっと上を目指そうとしている。そういう印象でした。こういう選手が超一流なのだと改めて感じたのを覚えています。そしてアメリカに行って、さらに磨きがかかって人間的にも、さらに大きくなったなあと感じています。本当に野球人として尊敬できる後輩です」と敬意を表した。

「ワシもダルビッシュ選手の大ファンです。ワシの日米通算121勝を軽くオーバーしていただきありがとうございます(笑い)。これからもさらなる活躍を期待しています」と後輩の飛躍を願った。