バレーボールの女子日本代表が5日、東京都内で今年の始動会見を開き、主将の古賀紗理那(NEC)=熊本県大津町出身=は「今年最大の目標の五輪出場へ、個々の力を結集してチームとして戦っていきたい」とパリの出場権獲得を誓った。

 日本は5月14日に開幕する国際大会「ネーションズリーグ」に参加し、同リーグの結果を踏まえた6月17日付の世界ランキングでの切符を狙う。6月には北九州市でも開催されるだけに古賀は「皆さんの力で背中を押してほしい」と来場も呼びかけた。

 重要な戦いに向けて世界ランク9位の日本は今後、鹿児島県内や米国での合宿などで調整。5月15日の同リーグ初戦で同1位のトルコ戦に向かう。古賀は「トルコ戦にピークを持っていきたい。スタートダッシュができれば」と決意を込めた。