大分県日出町に建設が予定されているイスラム教徒向けの土葬墓地について隣接する杵築市の市長が日出町の町長に計画の見直しを要望しました。

27日、杵築市の永松市長が要望書を日出町の本田町長に手渡しました。イスラム教徒向けの土葬墓地は別府ムスリム教会が日出町南畑の町有地に建設を計画しています。建設予定地の近くに飲み水の水源があることから、杵築市は町有地を売却する手続きの停止と、場所の変更を教会に働きかけてほしいと要望しました。

杵築市 永松悟市長

「飲料水の問題なので市民全体が心配している。この気持ちを伝える直接会って」

建設予定地については土地の鑑定が終わり売買契約を結ぶ段階だということで日出町の本田町長は「売却そのものが変わることはないと思うが気持ちを受け止め対応したい」と話しています。