一足早く夏の味覚が味わえます。岡山県内で最も早く収穫される温室栽培の桃「はなよめ」の収穫が勝央町で始まりました。

ほんのりと赤く色づいた桃がたわわに実っています。「はなよめ」の収穫が始まったのは勝央町石生の石川裕之さんの温室です。この桃は極早生品種で白鳳などと比べると実は小ぶりですが路地物と比べ、1カ月ほど早く収穫できます。

2024年1月から加温栽培され、実の大きさは直径8センチほど、重さは約200グラムになりました。実の色づきや大きさを見て一つ一つ丁寧に摘み取っていきます。

(生産者 石川里江さん)
「(他のモモより)優しい味。酸味もある。おいしいモモを届けることができ、とても喜んでいる」

収穫された「はなよめ」は5月2日から岡山県内のデパートなどで販売されます。収穫は5月10日ごろまで行われます。