「西のゴールデンルート」と銘打ち、外国人をターゲットに西日本への観光誘客に取り組む官民が一体となった組織が立ち上がり、5月17日、設立総会が開かれました。

この組織は岡山県や香川県など西日本の40の自治体のほか、JRや航空会社、各地域の旅行会社などで構成されています。主に欧米からの観光客をターゲットに「西のゴールデンルート」と銘打って、広域的な周遊ルートを発信することが目的です。

岡山県の伊原木知事はこの組織の発起人の1人で、17日に福岡市で開かれた設立総会にオンラインで参加しました。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「(万博など)大きなイベントをいかに生かしていくかを考えて、西のゴールデンルートの枠組みが大事になってくる。積極的に協力して活動し、成果を取りにいきたい」

組織では今後、SNSなどで発信する海外向けのPR動画を制作したり、「西のゴールデンルート」の旅行商品を開発するなどして西日本の観光誘客に繋げたいとしています。