中国国営中央テレビ(CCTV)によると、中国浙江省杭州市蕭山区の裁判所は昨年11月、人工知能(AI)を使った偽動画「ディープフェイク」の技術を悪用して女性スターの顔を合成したわいせつ動画を製作頒布した男に対し、営利目的わいせつ物製作頒布罪で懲役7年3月、罰金6万元(約125万4000円)の判決を言い渡した。

同区の警察当局が2022年8月、サイバーパトロール中に発見して男の身柄を拘束した。男はAIを悪用して顔を合成したわいせつ動画を頒布して「集客」すると同時に、客の要望に応じて顔を合成した動画を製作するサービスも提供していた。(翻訳・編集/柳川)