外交部の毛寧報道官は北京市内で1日に行われた定例記者会見で、米国政府がいわゆる「データの安全の抜け穴」を口実に中国製EV車に対する調査を計画していることに言及して、「中国製自動車が世界で好評であることは、いわゆる『不公平なやり方』によるものではなく、激しい市場競争の中で形成された技術革新としっかりした品質によるものだ」と指摘しました。

毛報道官は、「中国は一貫して世界の自動車製造企業に向けて扉を開けている。米国の自動車メーカーは中国の巨大市場からの恩恵を一貫して十分に享受してきた。米国はそれなのに、保護貿易主義を大いに行い、差別ある補助金政策や障壁を設けて中国製自動車の米国市場への進出を甚だしく妨害している。このような経済貿易問題を政治化するやり方は、米国の自動車産業の発展を妨げるだけだ」と述べました。さらに、中国としては米国に対して、市場経済のルールと公平競争の原則を尊重し、国家安全保障の概念を拡大し乱用することをやめ、中国企業を差別したり抑圧したりすることをやめ、開放・公平・差別なしのビジネス環境を確実に守ることを求めました。(提供/CRI)