[30日 ロイター] - 経営危機に陥った中国不動産開発大手の中国恒大集団は30日、取引所に提出した報告書の中で2023年末に終了した事業年度の決算発表が遅れていると明らかにした。

管財人が同社の現状把握に時間を要しており、1月29日に取引が停止された株式は現状のままとなる。

香港証券取引所の上場規則によると、企業は事業年度終了後3カ月以内に決算速報を発表することが義務付けられている。中国恒大の場合は3月31日以前だった。

香港の裁判所は1月、中国恒大の清算を命じた。