英サービスPMI4月改定値、約1年ぶり高水準 成長回復示唆
S&Pグローバル/CIPSが3日発表した4月の英サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は55.0と、2023年5月以来の高水準を記録し、堅調な経済成長を示す結果となった。ロンドンで2016年10月撮影(2024年 ロイター/Hannah McKay)
(ロイター)
速報値の54.9から上方修正された。
新規受注が大幅に増加した一方で、コスト圧力も8月以来の高水準となった。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの経済ディレクター、ティム・ムーア氏はPMIの結果について、英経済が四半期ベースで0.4%拡大し、昨年の浅いリセッション(景気後退)からさらに回復したことを示していると指摘した。
製造業とサービス業を合わせた総合PMIは54.1と、3月の52.8から上昇し、1年ぶりの高水準となった。