岡山県高梁市成羽町の山にそびえる岩です。「夫婦岩」として地域の人たちが大切にしてきた一対の大きな岩の塊。学術的価値が高いとして高梁市の天然記念物に指定されました。

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成羽川を見下ろす標高400メートルの断崖にそびえる大きな岩。

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2つ寄り添ったその姿から、いつしか「夫婦岩」と呼ばれるようになりました。

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このほど高梁市の15件目の天然記念物に指定されました。

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申請したのは夫婦岩を所有する国司神社と、周辺環境の管理をしてきた高梁夫婦岩の会で、きょう(17日)市の教育委員会から指定書が交付されました。

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(高梁夫婦岩の会 杉田淳一会長)
「多くの人に来てもらいたいです。夫婦岩の雄大さ、美しさを見ていただければ幸いです」

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3億年前後も前に形成された地層が、風化や浸食により現在の形になったという夫婦岩。

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貴重な造形物として学術的価値が認められたものです。今後、岡山県の天然記念物への指定も目指すということです。

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20日(土)・21日(日)には、岩の近くで食べ物の露店なども並ぶ「菜の花祭り」が開かれる予定で、訪れる人をもてなします。