(右から)寄付金を贈った野田耕治会長、受け取った赤司邦昭監事と荒川国子理事長、ライオンズクラブ国際協会337―C地区の古賀義行ガバナー=佐賀市のロイヤルチェスター佐賀

 がん患者の支援活動に役立ててもらおうと、佐賀葉がくれライオンズクラブ(野田耕治会長)は25日、NPO法人2団体に寄付金計30万円を贈った。

 国内やアジアの小児がん患者を支えるNPO法人「小児がん・まごころ機構」(事務局・東京都、鳥栖市)に20万円、特定NPO「がん患者さんにウィッグと帽子を提供する会」(事務局・佐賀市)に10万円を贈った。

 佐賀市で開かれた贈呈式で、野田会長は「一人でも多くの患者が早く治癒し、元気になることを祈る」と2団体に目録を手渡した。同機構の赤司邦昭監事は「寄付を基に、国際小児がんデーなど啓発事業が盛会になるよう努力する」とお礼を述べ、同会の荒川国子理事長は「ヘアドネーションは浸透してきたが、若い母親を支えることが多くなった」と現状を伝え、寄付に感謝した。(古賀真理子)