境内の清掃活動に取り組む国際ソロプチミスト佐賀中部の会員たち=多久市の多久聖廟

 国際ソロプチミスト佐賀中部(野田順子会長)はこのほど、国の重要文化財に指定されている多久市の多久聖廟(せいびょう)で清掃活動を行った。

 時折小雨が降るあいにくの天気の中、会員11人が参加。春季釈菜(せきさい)を終えて静寂に包まれる境内で、竹ぼうきを使って落ち葉を丁寧に掃き集めていた。

 活動地域の小城市と多久市で春と秋に行う奉仕活動の一環で、30年以上続いている。野田会長(74)は「訪れた方が気持ちよく過ごしていただけるよう、お役に立てれば」と話した。(古川浩司)