縄跳びのこつを参加者に教える生山ヒジキさん(中央)=佐賀市のイオンモール佐賀大和

 プロ縄跳びプレーヤーの生山(いくやま)ヒジキさんが12日、佐賀市のイオンモール佐賀大和で縄跳びの体験教室を開いた。県内の小学生20人に、楽しみながら続けられるよう開発されたプログラム「なわトレ」を指導し、ギネス世界記録にも認定されている巧みな技術を披露した。

 生山さんは「前跳びは親指を、あや跳びは人差し指を立ててグリップを握る」「交差跳びは両手を大きくクロスさせる」など、上手に跳ぶためのポイントを分かりやすく解説した。小城市の中島綺音さん(9)は「縄が地面に着くように回すと上手に跳べることが分かった。今度は後ろ交差2重跳びに挑戦したい」と意気込んでいた。

 生山さんは観客のリクエストに応え、4重跳びの連続技などのハイレベルな技を見せた。フラフープやタオルなども使ってパフォーマンスし、縄跳びの楽しさを伝えた。好みのシールやマスキングテープを使ってオリジナルの跳び縄を作るワークショップもあった。

 イベントは、こくみん共済coopが主催した。(伊東貴子)