静岡市がJR東静岡駅北口に計画するアリーナ建設に伴い、暫定的に利用されているローラースポーツパークが、2025年9月に閉鎖することがわかりました。

JR東静岡駅北口のアリーナ構想を巡っては、静岡市が交流人口の増加などを目指し、2024年度予算に関連費6000万円を計上しています。

現在、暫定的に利用されているローラースポーツパークでは30日、静岡市の職員が、利用者に対し説明会を開きました。

<市の担当者>
「現在のローラースポーツパークの運営については令和7年9月までを予定しております」

現在パークのある土地は、アリーナの2030年開業に向け市が土地の発掘調査をするため、パークを、2025年9月末に閉鎖する方針が示されました。

市は、代わりとなる新たな施設の建設を検討中ですが、具体的なスケジュールや場所については未定としています。

<子どもが利用する男性>
「最初ショックで、まだ子供たちに言えていない。市の言いたいことは分かるんですけど、うちらとしては無くなってもらいたくない」

<スケートボードをする女の子>
「イベントが近くなるかもしれないけど、スケートボードをやる場所が遠くなるのは嫌」

市は4月末以降に、新たな施設の建設に向けた具体的なスケジュールを示したいとしています。