日本人5選手を擁するセルティックは現地時間3月3日、スコットランドリーグ第29節で、ハーツと敵地で対戦した。

 セルティックは11分にヤン・ヒョンジュンがボックス内で倒されてPKを獲得するも、キッカーのアダム・アイダが痛恨の失敗。その直後には、ヤン・ヒョンジュンが高く上げた足が相手の顔に当たり、レッドカードで退場処分となった。

 数的不利となったなか、43分にはボックス内でヘディングで競り合った岩田智輝の手にボールが当たり、PKを献上。これをきっちり決められて先制を許す。

 後半頭から古橋亨梧を投入して反撃に出るも、57分に中央を崩されて、痛恨の失点。そのまま0−2で敗れた。
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 英公共放送『BBC』によると、セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は、「まず第一に、選手たちが最後まで戦い続けたことを評価したい。ゲームの入りは良くてPKをもらったが、そのチャンスをモノにできなかった」と試合を振り返った。

 しかし、審判に対しては「試合はレフェリーたちによって左右される。我々は皆、ミスを犯すし、人間であることを理解している。それでも、今日はとてもお粗末に感じた」と不満を吐露している。

「(ヤン・ヒョンジュンの)退場のシーンでは、レフェリーは当初、イエローカードという正しい判断をしていた。(VARによりレッドカードに変更されて)VARは必ずしも正しくないと言われている典型的な例だ。今日はフィールドの外でレフェリングされた。2つ目(ハーツのPK)はもっとひどい。ボールは彼の腕の上に落ちたが、トモキは腕の位置を把握できるはずがない。それなら、先週のマザーウェル戦でもPKがあったはずだ」

 敗れたセルティックはリーグ戦13試合ぶりの黒星となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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