ユルゲン・クロップに続き、リバプールで遠藤航を指導するのは誰になるのだろうか。

 リバプールはクロップが今季いっぱいでの退任を発表しており、来季から指揮を執る後任の人選が注目されている。候補のひとりとして騒がれていたのが、レバークーゼンのシャビ・アロンソだ。

 現役時代にリバプールで活躍し、2005年にチャンピオンズリーグ優勝にも貢献したX・アロンソは今季、レバークーゼンを初優勝に導きつつある。26節を消化したブンデスリーガで、2位バイエルンに10ポイント差をつけてトップを快走中だ。

 その手腕が認められ、X・アロンソには欧州の強豪が熱い視線を送っていた。トーマス・トゥヘルの今季限りの退任が決まったバイエルンなどもそのひとつだ。

 だが、米スポーツチャンネル『ESPN』によると、バイエルンのウリ・ヘーネス会長は3月28日、X・アロンソの招聘が「おそらく不可能」と話した。さらに、同メディアは、リバプールの情報筋も、同監督の招聘を断念すると明かしたと伝えている。
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 ESPNは、X・アロンソがレバークーゼンでの続投に向かっていると報道。2026年にカルロ・アンチェロッティ監督の契約が満了するレアル・マドリーのターゲットになる見込みと伝えた。

 では、リバプールは誰を狙うのか。ESPNによると、有力候補となっているのは、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督とスポルティングのルベン・アモリム監督という。ブライトンには三笘薫、スポルティングには守田英正が所属しており、どちらの指揮官も日本人選手の指導経験を持つ。

 三笘や守田が薫陶を受けた指揮官が、来季から遠藤らを率いることになるのか。カリスマ監督の後任という大役を任せられる人物が誰になるのか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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