アメリカで開催される『SheBelieves Cup』に臨むなでしこジャパンは現地４月２日、アトランタで合宿２日目のトレーニングを行なった。曇り空で気温は21度。優しい風も相まって、涼しげな気候のなかで実施された。

　練習場に到着し、バスを降りる選手たちからは笑顔も見られ、和気あいあいとした雰囲気でスタート。最初は軽いランニングから始まり、４組に分かれて対角線で行なうパス練習では、パスのスピード、精度を意識するようコーチから熱の入った指示も飛んでいた。

　その後、２チームに分かれての鳥かごを実施。チームへの合流が遅れ、唯一、この日が初日のトレーニングとなった北川ひかるは、鳥かごには参加せず、ここから別メニューで調整を行なっていた。
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　最後は田中美南、谷川萌々子、清水梨紗、植木理子、守屋都弥、上野真実、林穂之香ら約半数がピッチの周りをランニング。それ以外の主に守備陣は、ビルドアップの確認を念入りに行ない、２日目の練習を終えた。

　２大会連続６度目のオリンピック出場を決めているなでしこジャパンは、『SheBelieves Cup』で現地６日に初戦でアメリカ女子代表と、９日にカナダ女子代表とブラジル女子代表のどちらかと対戦。いずれもすでにパリ五輪出場が決定しているチームとの重要な強化試合となる。

取材・文●手塚集斗（サッカーダイジェストWeb編集部）

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