不発に終わったエースをバッサリ切った。

 現地4月10日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝・第1レグで、パリ・サンジェルマンはバルセロナとホームで対戦。2−3で痛恨の敗戦を喫している。

 37分に先制を許したフランス王者は、48分にウスマンヌ・デンベレ、51分にヴィティーニャのゴ―ルで一時は逆転。しかし、62分に追い付かれると、77分にCKから勝ち越し点を献上した。

 頼みの主砲キリアン・エムバペもチーム最多の3本のシュートを放ったものの、不発に終わっている。

 その怪物FWを酷評したのが、バルセロナのOBである元フランス代表MFのエマヌエル・プティ氏だ。
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 フランスメディア『LADEPECHE』によれば、同氏は『RMC Sport』で「彼のサッカーはめちゃくちゃだった。ゾーンを変えようとしたり、中央に居ようとしたり、左サイドでプレーしようとしたりしたが...彼は感覚を取り戻そうと何度も切り替えた」と話している。

 フランスのレジェンドは、「実際、彼が試みたことは全て失敗だった。試合で調子が良くないときは、もっとチームメイトを頼るべきだと思う。彼がこの個人主義的なプレーをし続けていると思った」と苦言を呈している。

「ソリストの役で、自分の力で変化を起こそうとしている。彼はいつも同じパターンをやりたがるが、物事がうまくいかない時はチームメイトに頼らなければならない...」

 エムバペは16日の第2レグで汚名返上の活躍ができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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