快勝の余韻に浸る間もなく、ラツィオに激震が走っている。

 鎌田大地が所属するラツィオは、現地4月12日に開催されたセリエAの第32節でサレルニターナと対戦。最下位に沈む相手を4−1で一蹴した。

 この試合に先発した10番のルイス・アルベルトがDAZNにインタビューで衝撃の発言した。『Gazzetta dello Sport』紙などイタリアメディアが一斉に伝えている。
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「プロジェクト? 分からないけど、これが僕の最後のシーズンであるのは分かっている。もうラツィオから1ユーロも受け取りたくない。すでに契約解除を求めている」

 2027年まで契約を結んでいるスペイン人MFは、「今後の4年間は他の人たちに任せる。このクラブは私に多くのものを与えてくれた。僕の給料を他の人に託す時が来たのだ」と続けている。

 加入8年目のL・アルベルトは、王様として中盤に君臨してきたものの、イゴール・トゥドール新監督の下で、ライバルだった鎌田との序列が逆転。0−1で敗れた先のローマダービーでもベンチスタートとなった。

 そうした立場の変化が、退団を決断する引き金になった可能性もある。この一件が鎌田の去就にも影響を与えるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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