現地時間5月18日に開催されたブンデスリーガの最終節で、長谷部誠が所属する6位のフランクフルトが4位のRBライプツィヒとホームで対戦した。

 今シーズン限りで現役を引退するため、これがラストマッチとなる長谷部はベンチスタートとなった。

 42分にゲッツェが献上したPKをシャビ・シモンズに決められて先制を許したフランクフルトは、後半開始早々の1分のシェシュコにミドルシュートで被弾。リードを広げられる。
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 ファンが持ち込んだ発煙筒に反応したのか、スタジアム上に備えつけられているビデオキューブの散水機能が誤作動して10分近く試合が中断する珍事があった直後の60分、フランクフルトはエキティケのヘッド弾で1点を返す。

 さらに78分、マルムシュのPKで同点に追いつく。

 後半アディショナルタイム、長谷部は同じく引退するキャプテンのローデとともに投入され、大歓声を受ける。

 試合はこのまま2−2で終了。フランクフルトは6位となり、まずはヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。

 現在40歳の長谷部は、2002年に浦和レッズでプロキャリアをスタート。08年1月にヴォルフスブルクに移籍し、ニュルンベルク、フランクフルトとドイツで活躍を続けた。

 また日本代表では、キャプテンとしてワールドカップに3度出場。長らく中心的選手としてチームを支えた。

 日本とフランクフルトのレジェンドが、22年に現役キャリアを終えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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