今季限りでの現役引退を発表しているフランクフルト所属の元日本代表MF長谷部誠が、現役ラストマッチとなったブンデスリーガ最終節ライプツィヒ戦で途中出場した。


 18日に行われたライプツィヒ戦で、長谷部は2−2で迎えた後半アディショナルタイムから途中出場。交代時にはフランクフルトの本拠地『ヴァルトシュタディオン』に駆け付けたファン・サポーターから大きな歓声と惜しみない拍手が送られた。チームはこのまま2−2で引き分け、最終順位が6位で確定。来季のヨーロッパリーグ出場権を獲得した。


 1984年1月18日生まれの長谷部は、40歳4か月でのブンデスリーガ1部出場となった。これで自身の持つ、フィールドプレイヤーとしてのブンデスリーガ歴代5位の年長出場記録を更新した。なお、GKを合わせても、40代でのブンデスリーガ出場は史上わずか10人のみの偉大な記録となっている。


【ブンデスリーガのフィールドプレイヤー歴代年長出場記録】

1位:クラウス・フィヒテル(43歳184日)

2位:クラウディオ・ピサーロ(41歳268日)

3位:ミロスラフ・ボタバ(40歳225日)

4位:マンフレート・ブルクスミュラー(40歳141日)

5位:長谷部誠(40歳121日)



【動画】後半ATから出場した長谷部誠へスタジアムから大きな歓声