トッテナムは現地5月19日に開催されたプレミアリーグの最終節で、シェフィールド・ユナイテッドと敵地で対戦。3−0で快勝を収めた。

 そして、その翌日、アンジェ・ポステコグルー監督の母国であるオーストラリアへのツアーに早くも出発している。

 このスケジュールに苦言を呈したのが、韓国メディア『Xpors News』だ。韓国代表は6月にワールドカップニ次予選が控えているため、トッテナムで主将を務める同国の大黒柱、ソン・フンミンのコンディションを懸念しているのだ。

「ソン・フンミンの殺人スケジュール。やりすぎだ。シーズン終了→オーストラリア→Aマッチの強行日程」と題した記事でこう主張している。

「ソン・フンミンがシーズン終了後も『殺人日程』を消化しなければならない。はオーストラリア・メルボルンに移り、ニューカッスルと親善試合を行なった後、6月のAマッチスケジュールに合わせて韓国代表に合流、W杯アジア二次予選に出る予定だ」
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 同メディアは、「ほぼフルタイム出場したソン・フンミンは試合が終わり、休むことなくすぐに飛行機に乗らなければならなかった」とし、こう続けている。

「プレシーズンに開かれる親善試合の場合、各クラブがシーズンの準備をしながら構想している戦術をテストしたり、新たに加入した選手たちが既存の選手たちと呼吸を合わせることに重点を置いたりもする。しかし、シーズンが終わった直後に行われる今回の親善試合は、ただ収益を創出するためだけに開かれるのだ」

 記事は「選手たちの立場では『殺人スケジュール』と変わらない。トッテナムとニューカッスルの選手はリーグ最終戦が終わり、3日後に再び試合をしなければならない。もちろん主力級がすべて出場するという保証はないが、スター性のある選手たちの出場は避けられないのが事実だ」と指摘。こう嘆いている。

「残念ながら、ソン・フンミンはすでにシーズン中に所属チームと代表チームを行き来し、疲れ果てた状態だ。所属チームのトッテナムでは主軸であるため試合を外れることができず、シーズン中にはアジアカップに行って体力が落ちた」

『Xpors News』は「シーズンが終わってしばらく休憩を取った後、代表チームに合流しても足りないのに、オーストラリアで開かれる親善試合まで消化しなければならない。殺人スケジュールというほかない」と苦言を呈した。

 韓国代表は6日にアウェーでシンガポールと、11日にホームで中国と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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