エールディヴィジのヘーレンフェーンは17日、来シーズンから元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシー氏がクラブの指揮官に就任することを発表した。


 現在40歳のファン・ペルシー氏は、母国オランダの名門フェイエノールトでプロキャリアを歩み始めると、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッド、フェネルバフチェで活躍。オランダ代表としても102キャップを記録し、同国代表の最多得点記録を塗り替える通算50ゴールをマークした。2018年10月に現役引退を発表すると、約1年間はイングランドで解説者として活動。2020年からはフェイエノールトの非常勤スタッフを勤め、その翌年にはトップチームのテクニカルコーチ兼U−16チームの監督に就任した。今シーズンからはU−18チームとUEFAユースリーグに臨むU−19チームの監督に昇格していた。


 今回、自身初のトップチーム監督に就任したファン・ペルシー氏は、ヘーレンフェーンと2年契約を締結。クラブ公式サイトにて決意を語っている。


「コーチという職業は包括的でやりがいのあるものだし、私は大きな情熱と喜びを持ってそれに取り組んでいる。私は自分の成長を続けたいと考えており、ヘッドコーチという役割はその野心にぴったりだ。だからこそ、ヘーレンフェーンが提供する機会に満足している」


「ヘーレンフェーンは、豊かな伝統と忠実なサポーターを持つ、とても素晴らしいトップリーグのクラブだ。ここで監督としてクラブのスポーツの野心と発展に貢献することは、素晴らしい挑戦だ」