なでしこジャパン(日本女子代表)FW浜野まいかが所属するチェルシー・ウィメン(女子チーム)が、前人未到のFA女子スーパーリーグ(FAWSL)5連覇を達成した。


 15日に行われた第18節延期分のトッテナム戦で浜野のゴールが決勝点となり、1−0で勝利したチェルシーは、勝ち点ではMF長谷川唯が所属するマンチェスター・シティと並んだものの、「2」点の得失点差で首位に浮上していた。


 そして、19日に最終節(第22節)が行われ、チェルシーは敵地でFW宮澤ひなたが所属するマンチェスター・ユナイテッドと対戦。前半に2点をリードすると、後半には4点を追加し、6−0で大勝した。なお、浜野に出場機会はなく、宮澤は67分から途中出場を果たした。


 一方、長谷川がフル出場したマンチェスター・シティは敵地でアストン・ヴィラと対戦し、2−1で勝利を収めたものの、最終的には「7」点の得失点差で2位に終わった。


 この結果、チェルシーがリーグ戦5連覇という偉業を達成した。なお、2012年8月からチェルシー女子を率いてすでに昨年11月に今季限りで退任することが発表されているエマ・ヘイズ監督は、通算12シーズンの指揮で史上初となる5連覇を含めFAWSLで7度、女子FAカップで5度、リーグ・カップで2度のタイトルなどを獲得して同クラブを離れることとなった。