2024年男子世界選手権はスウェーデン優勝

4月7日までスイスで行われたカーリングの男子世界選手権はスウェーデンの優勝で幕を閉じた。決勝で敗れたカナダが準優勝、3位決定戦でスコットランドを下したイタリアが3位となった。

日本代表は阿部晋也(コンサドーレ)、清水徹郎(コンサドーレ)、大内遥斗(コンサドーレ)、敦賀爽太(コンサドーレ)、中原亜星(ロコ・ソラーレ)の5人で臨んだが、1次リーグ3勝9敗で13チーム中11位に終わった。

男子の世界選手権は1959年から始まり、日本代表は2000年に初出場。以降の歴代日本代表の成績は以下の通り。過去最高は2016年スイス大会と2019年カナダ大会の4位となっている(年度・開催国・日本代表成績)。

2000年 スコットランド 10位
2001年 スイス 不出場
2002年 アメリカ 9位
2003年 カナダ 不出場
2004年 スウェーデン 不出場
2005年 カナダ 不出場
2006年 アメリカ 11位
2007年 カナダ 不出場
2008年 アメリカ 不出場
2009年 カナダ 10位
2010年 イタリア 12位
2011年 カナダ 不出場
2012年 スイス 不出場
2013年 カナダ 11位
2014年 中国 5位
2015年 カナダ 6位
2016年 スイス 4位
2017年 カナダ 7位
2018年 アメリカ 11位
2019年 カナダ 4位
2020年 スコットランド 不出場
2021年 カナダ 9位
2022年 アメリカ
2023年 カナダ 7位
2024年 スイス 11位

最多優勝国は36回のカナダ

男子世界選手権の最多優勝国はカナダで、実に36回を誇る。銀メダルも12、銅メダルも7と断トツだ。

2位は2024年で10回目の優勝を果たしたスウェーデン、3位が6回のスコットランドと続き、以下、アメリカとノルウェーが4回、スイスが3回となっている。

日本代表は1998年の長野と2018年の平昌と2度のオリンピックも含めて、いまだメダルはゼロ。今後の躍進が期待される。

【関連記事】
・カーリング女子世界選手権の歴代日本代表成績と優勝国、メダル獲得数ランキング
・カーリング男子日本代表いざ世界選手権へ、阿部晋也が手応え「勢いありそうな予感」
・カーリングのロコ・ソラーレが日本選手権で11年ぶりに表彰台を逃した理由