4月17日・ソフトバンク戦で5回2失点上々デビュー

西武・松本航と日本ハム・福島蓮のインフォグラフィック


気が付けばカレンダーも5月に突入。3月29日に開幕したプロ野球も各チームが25試合前後を消化した。

1日はセ・パ合わせて6試合開催。中でも注目は、プロ2度目の登板に挑む日本ハムの21歳右腕・福島蓮だ。

八戸西高から2021年の育成ドラフト1位で日本ハムに入団した身長190センチの長身右腕。プロ3年目の今季開幕前に支配下登録を勝ち取ると、ファームでのアピールも実り4月中に一軍デビューを叶えている。

その4月17日・ソフトバンク戦では初回に2点を奪われる苦しいスタートとなったものの、2回以降は立ち直って5回までゼロ行進。終わってみれば5回・72球、被安打4、与四球1、奪三振5、失点2という内容。勝ち負けはつかなかったが、リーグ首位チームを相手に堂々たる投球を披露した。

今回は中14日空けてのプロ2戦目。この間にひとつ年を重ねて21歳になった。最速151キロを計測した角度ある速球と鋭く落ちるフォークを武器に、21歳最初のマウンドで待望のプロ初勝利を掴み取ることができるだろうか。

同じく中14日登板の松本航

一方の西武は、プロ6年目・27歳の松本航が先発マウンドに登る。

前回登板は4月17日のロッテ戦。この時は8回途中2失点と力投を見せるも、味方の援護に恵まれず敗戦投手に。翌日に一度登録抹消となり、今回は福島と同じく中14日の登板となる。

今季ここまで3試合の登板で1勝1敗も、防御率は2.21と好成績。唯一の白星が今回対戦する日本ハム相手のもので、4月7日のビジター戦では8回・94球、4安打1失点(自責は0)の好投を見せている。

チームは4月に苦しい戦いを強いられたが、月が替わってツキも変わるか。流れを呼び込むような投球に期待がかかる。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
巨人・赤星優志−ヤクルト・吉村貢司郎(東京ドーム)
中日・涌井秀章−DeNA・石田健大(バンテリンドーム)
広島・大瀬良大地−阪神・伊藤将司(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
オリックス・田嶋大樹−ロッテ・J.ダイクストラ(ほっと神戸)
ソフトバンク・大関友久−楽天・藤井聖(みずほPayPay)

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