2024年3月20日(水)下北沢OFF・OFFシアターにて、ゴツプロ!Presents/ブロッケンver.2『ソラニテ』が開幕した。舞台写真とコメントが届いたので紹介する。

撮影:渡邉和弘

撮影:渡邉和弘

撮影:渡邉和弘

撮影:渡邉和弘

撮影:渡邉和弘

撮影:渡邉和弘

ブロッケンは、ゴツプロ!主宰の塚原大助が、新たな作家、演出家、役者との出会いを求めてプロデュースする舞台公演企画で、2023年4月には作・深井邦彦、演出・西沢栄治による『ブロッケン』を上演し好評を得た。第2回目となる今回は、演劇ユニット・ナイーブスカンパニー主宰でつかこうへい作品の演出にも定評がある髙橋広大が作・演出を担当。そして劇団桃唄309の佐藤達が出演し、二人芝居を上演。

撮影:渡邉和弘

撮影:渡邉和弘

撮影:渡邉和弘

撮影:渡邉和弘

本公演は3月27日(水) まで行われる。

撮影:渡邉和弘

撮影:渡邉和弘

撮影:渡邉和弘

撮影:渡邉和弘

塚原大助(プロデュース・出演) コメント

脚本・演出の髙橋広大と役者佐藤達と塚原大助がもがいてもがいて創り上げてきた作品『ソラニテ』がいよいよ開幕する。二人芝居を創る大変さと面白さ、苦しみと喜びは表裏一体。3人で試行錯誤、悪戦苦闘しながらここまで来た。
つかこうへい作品の脚色として定評がある作家・髙橋広大のオリジナル作品となる『ソラニテ』は同じ罪を背負った2人の同級生の物語。この2人が小学生以来35年振りに再会する。
「小さなこと、些細なことに向き合う誠実さ」が物語のひとつのテーマとなっているが、このテーマが実際に稽古中に毎日のように繰り広げられた。引っかかっているところや疑問を逃さず、繊細に向き合う、その行動や対話には痛みや不安、など様々な感情が入り乱れるが、前に向かって歩くためには必要な時間だったし、その時間が丸ごと作品に反映された。
そしてその誠実な向き合い方は、小さなこと、些細なことに幸せを感じるようになるのだと実感する。
全く出自の違う3人が、より良い作品を創るために演劇ならではの濃密な時間を過ごしました。
演劇に改めて感謝したい。
観劇後に大切な人に会いたくなるような、独りじゃないと思えるようなそんな作品になっていればとても嬉しいです。