巨人の育成選手の立岡宗一郎外野手(34)が21日、支配下選手に復帰し、東京ドームで会見した。背番号は空き番で以前につけていた「39」ではなく「23」に決定。「いい番号をいただいた。自分も新しくなったなという気持ちで頑張りたい」と決意を語った。

 俊足巧打の外野手は22年6月に左膝前十字じん帯再建手術を受けた。同年オフに育成契約となり、昨年7月の3軍戦で実戦復帰。長かったリハビリ生活に「あんまりたくさんの人が経験できるようなことではないなと思うようになってからは凄い前向きにリハビリにも取り組めました。より一層早く1軍でプレーしたいなっていう思いが強くなった。その気持ちを今日までずっと持ち続けてこられた」と振り返った。

 プロ16年目の34歳は「プロ入りした時は右打ちでしたし内野でしたし、ケガして左打ちになりましたし、外野手になりましたし。育成っていうのも経験しましたし。大ケガも経験しましたし。もうほぼ全部経験してるなと思うので。もう1回ここから全盛期だと思って頑張ります」と再起を誓った。