韓国で一足早く開幕を迎え、9試合で7勝2敗と絶好調のドジャース。早くもナ・リーグ西地区のトップを走り始めている常勝球団の原動力となっているのは、リードオフマンのムーキー・ベッツ内野手だ。

■お洒落な野球道具にも注目

ベッツはここまで全9試合にスタメン出場し、33打数16安打で打率.485、リーグトップの5本塁打、OPS1.686と猛威をふるっている。175センチと小柄な体格をものともしないパワフルな打撃と華麗な守備が魅力で、スター揃いのチームの中でも一際輝きを放つ。

プレー以外ではファッションも注目されており、お洒落なスパイクもたびたび話題となっている。本拠地開幕戦前には、ドジャースをイメージした淡いブルーが基調の“ジョーダンモデル”のスニーカーを履いて登場するなど、靴には特にこだわりを持っている様子のベッツ。4日(日本時間5日)にはMLB公式Xが、製作過程の映像を公開。そこには、ローリングス社製のMLB公式球を分解し、シュータン(ベロ)の部分に縫い付ける驚きのシーンも収録されていた。

ひと昔前のMLBでは、試合中の小物にも色の規定があったが、現在ではチームカラーである必要はなくなったそうだ。マリナーズの人気選手フリオ・ロドリゲス外野手がバッティングガードの裏地に日本の人気アニメ『NARUTO -ナルト-』のデザインを施すなど、個性的なデザインの野球道具を度々見かける。プレーはもちろんのこと、選手たちが身に着けているこだわりの“逸品”にも目を向けてみてはいかがだろうか。

(H.Ariga/SPREAD編集部)