ドジャース大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地でのナショナルズ戦に「2番DH」で先発出場。最終回の第5打席に今季6号本塁打を放った。

また、同日にエンゼルスマイク・トラウト外野手も本塁打を記録。大谷のドジャース移籍後では、今季2度目の“トラウタニ弾”となった。

■トラウトは2020年以来の先頭打者弾

前回のメッツ戦では、松井秀喜氏の持つメジャー日本選手最多本塁打記録を塗り替えた大谷。この試合では、2試合連発の特大アーチでチームの勝利に貢献した。

ドジャース2点リードの最終回、無死走者なしで迎えた第5打席。大谷は相手6番手マット・バーンズ投手の2球目スプリットを強振すると、打球は今季のメジャー最速を更新する118.7 マイル(約191キロ)のとてつもないスピードで右翼へ一直線。飛距離450フィート(約137.1メートル)の放物線を描き、右翼スタンド2階席へと飛び込んだ。

また、トラウトは本拠地エンゼルスタジアムでのオリオールズ戦に「1番中堅」で先発出場。2020年以来となる、4年ぶりの先頭打者アーチで先制点を演出。早くも今季9号でメジャートップタイに立っている。

ふたりの同日本塁打「トラウタニ弾」は8日(同9日)以来で今季2度目。チームは違えど打撃絶好調のふたりが、圧倒的な存在感を見せた1日となった。

大谷はこの日4打数1安打。打率364、OPS1.107はともに両リーグでトップに。試合はドジャースが4−1でナショナルズに勝利している。