19日、高知県中土佐町で初ガツオを味わうイベントが開催され、雨にもかかわらずおよそ1000人の来場者でにぎわいました。

川村和久記者
「まもなく祭りが始まりますが、200席しかない一般席を求めてすでにこの行列です」

中土佐町の久礼新港で行われた恒例の「かつお祭」。去年(2023年)まではコロナ禍の影響で席の予約制など規模の縮小を余儀なくされていました。今年(2024年)は5年ぶりに自由席200席が用意されましたがオープン早々満席に。会場は、空席待ちの来場者であふれました。

客のお目当てはおよそ360キロの初ガツオ。ハランボや藁焼きタタキ、刺身を使った丼など鮮度抜群のカツオ料理が人気をよんでいました。

カンパーイ

高知市から:「おいしい」

南国市から:「いいですね。最高です。」「初ガツオは踊ってますね!」

見事な包丁をさばきを披露しているのは池田洋光町長です。

池田町長
「ちょっと天気を心配しましたけどね。これだけたくさんの方が早朝よりお越しいただいて、本当にうれしい限りですね」

町長が新鮮だからこそ食べられるとっておきのカツオ料理を教えてくれました。血合いの部分を使ったカツオのユッケです。

ごま油とニンニク、たっぷりのネギを和えていただきます。

川村和久記者
「カツオの血合い特有の臭みがなくてプリップリでくせになりそうな味です。おそらくお酒のアテには百点満点です」

ステージではかつおダシを使った地元の名物ところてんの早食い競争も!訪れた人はカツオ料理に舌鼓を打ちながら至福の時を過ごしていました。