まもなく新年度。進学や就職で一人暮らしをする人も多いのではないのでしょうか。部屋選びのポイントはさまざまありますが、「防犯面」も重要です。仙台市内の新築マンションが防犯性に優れた集合住宅として東北では第1号に認定されました。

TBC

仙台市青葉区梅田町に2月完成した4階建てマンション。総戸数は30戸で、敷地内には27台の防犯カメラが設置されています。また、犯罪に巻き込まれるなど緊急時に、外部へ知らせることのできる非常ボタンがすべての部屋にあります。さらに、1階の部屋はインターホンの設定で「警戒状態」にすることができます。

TBC

小笠原悠記者:
「こちらが窓の防犯装置です。警戒している状態で開けた場合はこの感知装置が作動するということです」

窓が開くと自動で非常ベルが鳴る仕組みになっていて外部からの侵入を防ぎます。このように防犯性に優れているとして県防犯設備士協会から「優良防犯マンション」に認定されました。東北では、初めてとなります。

TBC

県防犯設備士協会 及川勝宏会長:
「第1号ができたということで大変うれしく思っている。防犯設備が整ったマンションが普及すれば(空き巣などの)被害を防げると思う」

TBC

県内での「優良防犯アパート・マンション」認定は、築年数を問わずすべての賃貸集合住宅が対象です。県防犯設備士協会ではこの制度の認知度アップに向けて取り組みたいとしています。