企業の成長戦略などについて考えてもらおうというフォーラムが仙台で開かれ、アイリスグループの大山健太郎会長が、消費者のニーズをいち早くとらえる重要性を語りました。

フォーラムには宮城県内の企業経営者ら250人が参加しました。この中で、アイリスグループの大山健太郎会長は、東日本震災での節電需要に対応したLED照明の普及やコロナ禍でのマスクの増産など、ニーズをいち早く捉えた商品開発の重要性を語りました。

TBC

アイリスグループ 大山健太郎会長:
「早くやるかやらないか。皆さんが気付いていることを我々は一つ前に早くモノづくりし、市場に出す。結果的には顧客に喜んでもらえる」

また、フォーラムの主催者からは、「後継者不足」の解決に向けて、M&A=合併・買収を活用した事業承継の事例も紹介されました。

M&Aキャピタルパートナーズ 中村悟社長:
「仙台の経営者も他県と同じように社長の高齢化が進んでいるので、事業承継というところでM&Aの活用を身近に感じるきっかけにしてもらいたい」

M&Aキャピタルパートナーズ 中村悟社長

県内企業の経営者を対象にしたこのフォーラムは、企業の成長・発展のための情報発信をしようと去年に続き2回目の開催となりました。