大相撲で嬉しいニュースが入りました。日本相撲協会は30日、5月に行われる夏場所の新番付を発表し宮城県出身、時疾風(ときはやて)の新入幕が決まりました。県内力士の新入幕は27年ぶりです。

初入幕を果たした時疾風は30日、東京都内で会見しました。

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時疾風:
「やっとここまで来たかという感じですね。もっと早く幕内の位置に行きたかったというのもありますし、でも下でいっぱい経験できたからここまでこられたのかなという気持ちもある」

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時疾風は宮城県栗原市出身。時津風部屋に入門後、新十両に昇進、3月の春場所で勝ち越しを決め、5月・夏場所の新入幕が決まりました。宮城県出身力士としては1997年の五城楼以来、27年ぶりの新入幕となります。

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時疾風:
「(地元に)帰りました、先場所終わって、やっぱり盛り上がってくれましたね」

時疾風の母校、栗原市の栗駒中学校です。中学では県内唯一となる相撲部では、後輩力士から喜びの声が聞かれました。

中学校時代の時疾風

後輩力士:
「力士としては小柄でありながら自分よりも大きい選手にぶつかって勝っていく、そういう相撲をとるかっこいい先輩です」

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「このまま勝ち進んで横綱になってほしい」

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時疾風:
「やっぱり上を目指して頑張りたい、2桁勝って技能賞を取りたい」

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また、30日は会見場で結婚の報告も行ったということで、公私ともに前進の年となる時疾風関、注目の夏場所は5月12日に両国国技館で初日を迎えます。