4月、50代の男性が架空請求で金をだまし取られるのを未然に防いだとして、宮城県岩沼市のコンビニで働く2人に警察から感謝状が送られました。

岩沼警察署で感謝状を受け取ったのは「ファミリーマート岩沼たけくま店」のパート従業員・岡田京子さん(57)と、古藤野微穂さん(50)です。

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2人は4月15日、来店した50代の男性が「アプリを解約するために44万円分の電子マネーカードが欲しい」と話し多額の購入をしようとしていたことから、架空請求詐欺を疑い警察に通報し、被害を未然に防ぐことができたということです。

岡田京子さん:
「使い方が分からないとか、きょう中にすぐ振り込まなくていはいけないという言葉をお聞きしたので」

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古藤野微穂さん:
「お客さんに冷静になっていただかなければいけないと思ったので、2人で勇気をもって警察に」

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今年、県内では3月末時点の特殊詐欺の被害額が2億6900万円と去年の同時期と比べて2倍近くになっています。岩沼署では「電子マネーという言葉が出た際には、詐欺の可能性を疑ってほしい」と呼びかけています。